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妊娠中のインフルエンザについて

妊娠中のインフルエンザについて

Q妊娠中にインフルエンザにかかったら?

妊娠中のお薬の使い方は難しいところがありますが、治療のために使用必要な時が
あります。妊娠初期(4ケ月)までは胎児の器官形成期で薬が胎児に影響を及ぼす危険が
高いので、使用はひかえています。安定期以降の妊婦さんがインフルエンザに感染した時には、
抗インフルエンザ剤のうちタミフルを使用します。タミフルで奇形を起こしたという報告も現在までなく、
妊娠中でも使用していいことになっています。もしインフルエンザに感染したら、早く治療することが
胎児の環境を良好に保つ為にもいいと思います。タミフルの投与は発熱から遅くても48時間以内
できれば24時間以内に開始することが必要です。
また家族でインフルエンザにかかった人がいた場合には、タミフルの予防投与が可能な場合があります。
風邪薬はインフルエンザには無効ですし風邪薬に含まれている解熱剤が病気自体を悪化させてしまう
こともあります。インフルエンザの高熱には解熱剤の使用はとくに注意しなければなりません。
妊娠中ならなおさらです。まずインフルエンザの予防に努めてください。規則正しい生活、帰宅時の
手洗いうがい、外出時のマスクなどが有効と思います。また妊娠中でもインフルエンザワクチンの
投与は可能ですので、かかりつけの先生に相談してください。

2013-12-18 09:04:04

 
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